住まいに対する認識を新たにして新建材を使用しない工夫を

FH031_L
ちょっと考えてみても、ビニールクロスなどは貼ったときがもっともきれいで、あとは一日ごとに汚れていくものです。でも、自然の木材をはじめ、塗り壁やレンガなどは、年月を経るごとに味わいが出てきます。新建材は、たばこの煙を吸いませんが、木質系やプラスターは、煙を吸ったり吐いたり呼吸しながら対処してくれるのです。自然の建材を使用すると一般的にコストは高くなりますが、材質や質感の違いによって、価格もさまざまですので、検討したいところです。ランニングコストは、長期的にみれば、自然の建材のほうがいいのですが、新築時に家一軒まるごと使うのが無理な場合は、ある部分は高い自然素材、ある部分は安い自然素材、といったように使い分ければいいのです。私の事務所の場合は、最初の打ち合わせでなるべく新建材を使わないようにしたいと話をします。どうしてもという箇所では、新建材のなかで無害なものを探し出せばいいわけです。日本人の感性の一つとして、なんでも完壁を求めるようなところがあります。住宅に対しても、透き間もなくヒビも入らない、といったようなことを要求しますが、木材は乾燥材ですから、ヒビ割れたり、あばれたりするのは当たり前なのです。このような感性が、建物にピッタリとはまる新建材を普及させてしまった要因でもあるので、今後は、認識を改める必要があると思います。
その他の不動産、リフォームに関する知識や情報は、家 高く売る ←こちらからどうぞ。
森林浴でも実感できるように樹木は体にやさしい材料です。