地鎮祭では敷地と基礎をチェック

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敷地にテープを貼って建物の位置確認を
地鎮祭とは、土木や建築工事などをはじめるまえに、土地の神を鎮める祭りのことで、工事の無事を祈るはら儀式です。神主さんにお祓いをしてもらい、儀式のあとは出席者全員で土地の神様に「献杯」します。地鎮祭のあとは、基礎を打ち、骨組みを組み立てて上棟式を迎えることになるので、この時点でチェックしなければならないことを確実に済ませてしまいます。私の事務所では、こうした地鎖祭や上棟式などで施主の家族が集まり、各工事の流れが区切られる機会を利用して、さまざまな確認をしてもらうことにしています。まず、地鎮祭では、実際の敷地に平面図どおりにテープを貼って、建物の位置関係を確かめます。そうすると、隣の二階の部屋が出ているとか、木が覆いかぶさっているとか、北側が狭くて通り抜けできないとか、平面図では予想できなかったことを発見できるのです。車庫になる箇所に、実際にクルマを入れてみるのも有効な手段だといえます。そして、こうした部分を施主と一緒に微調整しておけば、「あと50センチくらいあれば、自転車が置けたじゃないか」といった後悔をしなくてすむわけです。
地震について、箪笥などは危ないとされておりますが、上手に固定すれば逆に家の強度が増し、重要な役割を果たします。←その他役立つ情報はこちらから。
また、この段階では、地盤のレベルをどこにするかを決定します。ほとんどの場合、真っ平な土地などはありません。ですから、両隣との高さを見つつ建物の位置関係を確かめるなど、さまざまなことを考慮に入れながら検討していくわけです。